アークタンジェント

メカニカルデザイン:竹林さん(Twitter:@soba_il

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小さな町工場出身。廃業寸前の工場の最後の希望として開発されたロードレースリーガー。脚質はクライマー。スキージャンプリーガーの妹(コサインシータ)がいる。工場の期待を一身に受けながら順調に成績を上げ、ダーク財団製ではないにもかかわらず、傘下の名門、ダークメテオに異例の加入を果たす。

だが、ラフプレイを旨とするチームのオーダーに内心ではついていけず、徐々に心を擦り減らしていく。しかし生まれの町工場はダークから資金援助を受けているため、本心に蓋をしてチームの方針に従い続ける。

そしてある大会で、山岳ポイントを争うリーガーにラフプレイで再起不能の損傷を負わせてしまい、遂に自転車に乗れなくなる。相手と工場への自責の念をAIが過剰学習し、自らスクラップになろうとするほどのエラーを起こすが、搭載された自己保存プログラムによりそれも叶わなかった。せめて電源を落として朽ちていこうと廃倉庫に蹲っているところを、ダークメテオのメカニック(トトー)に拾われる。強制的に充電とメンテナンスを繰り返されながら、メカニックの元で抜け殻のように生きてきた。

そんな中、ひょんなことでシルバーキャッスルに出会い、なんやかやあってアイアンリーガー魂を呼び覚まされる。その後は吹っ切れてトトーと共に正式にダークメテオを脱退、地方の小さな新興チームであるチームカスカータに二人揃って加入した。かつてのような華々しさはないものの、再びロードレースリーガーとそのメカニックとしての日々を送っている。

クライマーなのにヒルクライムが大嫌いという原因不明の深刻なバグをロールアウト時から抱えている。